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CDマーカーリトの悪魔 :: 2011/11/27(Sun)

CDマーカーリトグラフの発見者「オジャラさん」

「おじゃら りか」さんは、東京北千住で、おじゃら画廊を開いています。
「好きなことをして生きなくちゃ」そういう名前の作品があります。
油絵から、水彩、ぺん画、銅板画、小口木版、更にリトグラフにまで手を伸されています。

リトの制作日誌の日付は、2003年12月~2004年11月です。一年を掛けて、リトの手解きから、リトの製版、印刷の試行錯誤を余すことなく伝えて、さらに驚くべき製版不要のリトグラフという究極のリトグラフの領域にまで踏込んでしまわれます。

プレス機

オジャラさんの強みは、既にプレス機を持っておられることでしようか。
40㎝×70㎝用、17万円。たいしたお買物です。
文房堂の講習会で、銅版画を習って、その銅版画の制作日誌もアップされていいますが、その際にプレス機を入手されたみたいです。銅版画のプレス機とリトのプレス機とで、どのように違うのかもよく解らないわたしですが、馬連でリトのプレス機代りが出来るくらいだから、プレス機の圧を調整することで、銅版画プレス機でリトも難なく代用できるというものなのでしょう。
「CDマーカーリト」というアイディアも、銅版画教室で、そのマーカーを使った方法が流行していたことから、これはリトで使えるとピーンと来たということです。恐るべき洞察力です。色々な「リト」の本やWEBのページを見ていても、こんな話は爪の先にも聞いたことがありません。爪の先?・・・・・本当にこれは爪の先から、悪魔の手下を呼び覚したような驚きです。


http://ojara.sakura.ne.jp/art/litho/gallery/028.html

「2004年12月1日
去年はこの時期、まだ、カレンダーに着手できていなかったので、
これくらいの時期に、準備できると、なんだか、年が越せそうな気がしてくる。
個展の時に頂いた薔薇を描く。
薔薇というのは、いつ描いても美しい。
何度も何度も描いているが、いつ描いても難しい。
額縁屋のオヤジは、この絵がとても気に入っていた。
しかし、刷る時に版にシミが出来て消えないのよ。
絵がどんなに上手く描けても、シミがある状態では、売ることはできない。
シミを取るのか、新しい版を作るしかないという意味である。
それでも、目指すべき場所が明確になっているというのは、まだ可能性があるということだ。
来年は、手に出来るのだろうか?
まだムリかなあ。
そうして、版画なんかにこだわらないで、ペンで一枚一枚描いた方が、
よっぽど早いんじゃないかと思ったりもする。汚れないしさ。
一体どーいうことなんだろうか?」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

既に、9年前になります。
全てのオジャラさんのページをチェックしているわけではないので、(結構メチャクチャ活動範囲の広い方です。)現在の活動の中で、リトがどのような位置にあるのかは解りませんが、恐ろしいような集中力を感じます。
一部省略しています。勝手な引用で申訳ありません。

http://ojara.sakura.ne.jp/art/litho/tips/010.html

◆◆◆ リトグラフにチャレンジ ◆◆◆

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
010 ● CDマーカーでの試作

最近パソコンのCDコーナーに販売されている、CD専用マーカー。
ツルツルとした面に固着する、新しいペンである。
*-*-*-*-*-*-*-*-*
リトグラフでは、描画部分を油分に分離するために、『エゲンラッカー』という品物を利用する。
この、エゲンラッカーというのは、『アルコールでしか溶解しない液体』なので、これを散布した部分は、油性で、更に、インクなどでも壊れない版になる。

この、CD用マーカーは、『アルコールでしか溶解しない』という筆記具なのである。
であるからして、小さい版で、これがリトに使えるか試してみる。
まず、目立てしたアルミ板に、CDマーカーで描画する。

タルクで固める。(→この工程は無くてもいいような気がする。版を熱してもいいような気もしている。)
そんでもって、普通に製版しようと思ったのだが、このマジックでの描画部分は、
『エゲンラッカーを塗った』のと同じ効果のはずなので、第一工程を省略することに決める。
まず、版にスポンジで水を引いて、インクを乗せてみる。

おおっ。
カンペキに印刷できている。
あとは、そのまま何枚か刷ってみる。
これだけでオーケーじゃない。
少し、汚れが出たときには、MAX液で拭き取りながら、刷りを進めて行く。

このままでも、リトと呼べなくはないのだが、試作品なので、製版もしてみることにする。
インクを盛った状態で、版を乾燥させ、水分を取り去る。
そのあと、タルクを塗り描画部分を固める。
そんでもって、SK液を散布して、一晩乾燥する。
これは、どういうことかといえば、描画部分を安定させるという処理である。

翌日、インク部分を灯油で取り去る。
チンクタールを塗る。
乾燥。
チンクタール部分をタルクで固める。
SK液を取り去る。

これで版は完成・・・・のはず。
これで、最初の版よりも、汚れがでなければ、ひと手間かけるし、
たいして変わらなければ、もうこの作業は省略するということになる。

アルミ板に描画して、そのまま印刷。
これくらいキッパリと印刷できれば、他の工程は必要無い気もするよなあ。
リトのポイントは、必要数を一度に刷ってしまうこと。

このペンでの描画は、アルコールでしか溶解しないので、通常の印刷の後、
インクを灯油などで取り去っても、描画部分はそのまま残る。
ここがポイントである。
すなわち、それは、リトグラフの工程で描画部分を洗い流し、
エゲンラッカーを塗っているしているのと全く同じということなのだ。

まあ、クレヨンのようなタッチなどはこのペンでは出せないけどねえ。
でも、短い時間で、こんなに細い線までシッカリでるのであれば、
このペンを併用することにより、より独自の版が作成できるということなのである。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
011 ● CDマーカーでの試作-2
CDマーカーでの試作を続ける。

版にマーカーで直接描画したあと、アルミ板に水を引き、印刷してみるが、上手くいかない。
前回どうやったのかを思い出すと、どうも、普通に製版しようとして、SK液を塗ったことを思い出す。
今回は、描画の後、SK液を塗りインクを乗せてみる。

おおっ。細い部分までカンペキに印刷できている。
よく見ると、全体的に、水の多かった部分のインクが、白い部分に滲みでてきている。
スポンジが廃品なので、アルミ板に水を引くときに、水が多く残りすぎているのだと思う。
印刷したときに、白い部分にインクが溶け出して、印刷結果が少し汚れてしまうのだ。

そうして、こんなにカンタンに印刷できるんだから、
この作品はいくらで売ればいいのだろうかと、悩みまくる。

ポストカードより少し大きい程度の作品だし、
紙も安い紙にしか刷っていないので売りに出したりはしないと思う。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
012 ● CDマーカーでの試作-3
CDマーカーでリトカレンダーの版を作る。

版にCDマーカーで直接描画したあと、まず、SK液を塗る。
そのあと、水を乗せ、インクを乗せてみる。
このとき、スポンジにインクがついていたりすると、その部分が油で汚れてしまい、
版がダメになってしまうというコトが判明。
目立ても、もっと、金をかけて(ヤスリを取り替えながら)やることにしようと思う。

ガラスのパレットや、専用ローラーが準備される。
リトの印刷には水とスポンジを使う。
バケツ2個、SK液と、MAX液用の小さい皿、小さいスポンジなどを準備。
ガラスの板は、拾ってきた品。ローラーにピッタリで怖い。

今回から、ゴム手袋は2個準備。
描画用と、印刷用である。
印刷すると、手袋は、インクでベトベトになってしまい、二度と描画用に戻れなくなることが解ったからである。

印刷したあと、厚いビニールにインクは移され、空気を抜いて密閉すると、何日か使える。
今回は、ちょっと出しすぎたかもなあ。
これで何十枚も印刷できるんだから、インク代というのは物凄く安いと思わされる。

印刷が終わったら、ローラーは灯油で洗い、更に、洗剤であらったあと、
専用の台に置いて水分をふき取って乾燥。
ガラスや、ナイフ、手袋もインクを落として、一日が終わる。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

CDマーカーについて

PILOT CD Marker
http://www.pilot.co.jp/products/pen/sign_marker/oil_based/cd_marker/index.html

CDマーカー

製品の特徴
CDのレーベル書きに最適なマーカー
CDのディスクレーベル面にやさしいペン先。はじきにくいインキで鮮やかに書き込めます。

ブラック
レッド
ブルー
グリーン

価格 105円(本体価格100円)
種類 油性マーカー
ペン先 細字0.6mm
方式 キャップ式
インキ 油性染料インキ

----------------------------------------------------
メディアックス
CD-R用マーカー Uni MediaX
http://www.mpuni.co.jp/product/category/sign_pen/mediax/index.html
日立マクセル株式会社との共同開発で生まれたCD-R用油性マーカーです
メディアックス
1本157円 (本体価格 150円)
※単品は黒・赤・青のみ
7本セット1,155円 (本体価格 1,100円)

商品特長
細字0.9㎜ 極細0.4㎜ ツインタイプ
データの内容も一目瞭然!
レーベル印刷面に直接記入できます。色も7色揃っているので、データ内容によって色を変えることもできます。
はじかず色鮮やか!
特殊インクの開発により、はじかず鮮やかに発色します。全7色でカラフルなイラストも自由自在です。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

もしかしたら、筆者がボールペンで描こうとしていた極細の描き方が、このマーカーを使えば、しちめんどくさい製版を外してでも可能なのではあるまいか。  嗚呼・・・・・・悪魔の囁きが聞える。


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実践リト1 再製アルミ版の怪奇? :: 2011/11/26(Sat)

いよいよリトの実践を始める。
とは、大げさな・・・・・・・・・・・・。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

11月23日(水)
勤労感謝の日
ブログにリトの作業手順などを書込む。
夕方のニュースで、立川談志死去の報。

その晩、SK液を20×30㎝のアルミ板2枚それぞれの周囲2㎝くらいに塗る。
これをマルジュという。手の脂などの付かないようにするため。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

11月24日(木)
夕方仕事が終って食事の後、リトに取りかかる。

以前描いていたイラストを横に置いて、夫れを見ながら一枚目のアルミ板に描いていく。
ダーマトグラフの芯を尖らせて描くが、なかなか思うように描ききれない。
やはり元原稿を下書にして描けばよかったと思ったが、とりあえず今回はどこまで作業を進められるか自体が目的のような所があるので、そのまま進める。
ボールペンは、線があまり細くて、これで上手く表現できるのか心許ないような線である。
リトクレヨンは赤色で、色は関係ないはずだが、かき上げた状態を確認するためには同じ色を使うのがやはりよいように思う。

SK液をティッシュで、画面全体に塗っていく。最初勘違いしていて、
「塗ってから2時間置いて、再度SK液を塗って、乾いたスポンジで拭取り、1時間以上置く、」と思っていたが、参考していたモノを勘違いしていたみたいで、実は、
「2分ぐらい置いてから、更にSK液を塗って、乾いたスポンジで拭取り、1時間以上置く。」
途中で気付いて、慌てて15分くらい立ってから、SK液を塗って乾いたスポンジで拭取り、その後1時間置いておいた。

次ぎに、灯油(リトクリーナー)をウエスで押広げながら描画材を拭取っていく。
斜めから見ると何か描かれた図柄は見えるが、ほとんどよく解らなくなる。

ここで、すぐさま、製版インキを載せる工程に入る。
20×25㎝のガラス板(こんなのがあったんです。)の上にインキを取り出し、ローラーと転がしてインキを馴染ませる。

先ほどのアルミ版にスポンジで水を引いて(これが湿し水)から、インキの付いたローラーを転がす。
インキの黒色はなかなか載っていかないが、何度も転がしている内に、だんだん濃い色に載っていくのが解る。

適度のインキが載ったところで半紙を載せ、その上にシリコンペーパーを載せて、その上から馬連で擦っていった。
この擦り方も充分擦らないとインキは濃く転写しないみたいで、少し紙を持上げてみて充分濃くなっているのを確認してから版から外した。

作品としてはもう一つだが、リトの出来具合としては、思った以上上手くいっているように感じた。
しかし端々に汚れが出ているし、少しインキの出方が「ベトッ」としているところもある。

2枚目の用意をする。
又水を引いて、製版インキをローラーで載せていくが、ローラーを何度も載せている内に、インキの載らないはずの所にインキがベタッと載ってしまった。
灯油で画面をきれいに拭き直して、再度挑戦。

2枚目もなかなか上手くできた。今回は、これだけ、2枚刷って本日は終る。
版面に製版インキを載せそのままにするが、確かそれで短期間であればよかった筈。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

11月25日(金)
ネットの検索をしていて、又一つリトのやり方をアップされているのを見付ける。

「リトグラフにチャレンジ」
http://ojara.sakura.ne.jp/art/litho/tips/000.html

「アタシも、版画の技法に、興味を持ちながら、リトグラフだけは、本を何度読んでも、理解することができませんでした。 何故理解できなかったのかといえば、工程だけを読んでいても、全体の概要が全く書かれていない本だったからです。そうなんです。リトグラフの全体の概要は、『科学反応で、版を油面と水面にキッパリ分離する』というところです。この技法を使うと、油面にだけインクが付き、水面は白く抜ける。それで、油性のインクで印刷が可能になるのです。この、科学反応で版を作るというのが、長いこと理解できなかったのです。」


この方は、全く素人ながら、様々な版画技法に挑戦されていて、その勢いで、リトにも臨まれたようです。
『科学反応で、版を油面と水面にキッパリ分離する』と、いうこの表現が、確かに非常に分り易い。
さて、この方、「オジャラさん」の製作工程で、他とは違っていたのは、
アルミ板から自分で整面するという工程を践まれていることです。これには驚きました。
しかし以前ブログに書いたように、かって印刷所では一度使用したジンク版なりアルミ版を、
自分のところで磨いて再製して使っていたのです。
今も当然石灰石のリトでは、石を整面するということも作業工程に入っています。
目から鱗、鼻から薬玉、コロンブスのタマゴエッグです。


「まさか、自力でリトグラフにチャレンジしようなんていう人はいないですよね。最低でも、一日程度は講習を受けなければ、自力で理解するのは、難しいと思ってください。アタシも、一度だけ、センセイに来て頂きました。 」

その先生が、再製したアルミ板を使用してリトをされていたらしいのです。

「まず、アルミ版を用意します。
センセイのオススメは0.5mm程度でした。0.1mmだと、ウチの場合、版をリサイクルするので、ちと不安だと言っていました。
版画の工房では、失敗したアルミ版を使いまわしたりはしないと思いますけどね。アタシのセンセイは、独自の技法により、失敗したアルミ版を再利用していました。
リト用のアルミ板は、目立てをして売られています。そのままでも使えるのですが、何故目立てをするのかといえば、その方が、油面と、水面をキッパリ分けやすくなる。という理由からです。」

「どうやるのかといえば、サンダーで、版面を磨くのです。
400番の耐水ペーパーを電動やすりにセットして、アルミ板を磨きます。
水につけると解るのですが、アルミ全面に水がつく感じです。水で何度も、アルミの粉を落としながら、サンダーで仕上げます。
再生するときには、前の描画部分が消えるまでかけましょう。
このコンテンツは、アタシの試行錯誤も含まれています。」

「このサンダーは、銅版を磨くために購入した品で、アタシは、既にサンダーを持っている状態でした。」

この方は、銅版画もされているのだ。わたしは銅板はしていないが、ともかく実は、わたしもサンダーを既に持っているのだ。えっ!なんて、偶然。これは、わたしのリトの方向性とも近い考え方を含んでいる。これには刺激された。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

11月26日(土)

・・・・・・・で、さっそく、コーナンに、紙ヤスリを買いに行った。

耐水性紙ヤスリ  240番 49円
耐水性紙ヤスリ  400番 49円
耐水性紙ヤスリ  800番 49円

どれくらいの番手が良いのか解らないが、お薦めの400番を含めて、三枚購入。
戻ってきて、サンダーで実際にやってみるとこれがチャンチャラチャン。なんてことない。
最初の作品の版を、ここでキッパリ再製用に提供。
何番がいいのか迷うが、包丁を研ぐときも荒砥から始めるのだし、まずは240番からで、
なんだそれで充分上手く磨き上げられる。
市販の元の版面より細かい仕上りである。
ざらつき感が少しすくない分、描画材料によっては、仕上り方が少し異なるだろう。

最初のリトを描画していて、自分には、「20×30㎝の画面」は大きすぎるという気がしていて、ここで、アルミ板を半分にカットする。
アルミ板の厚みは0.2㎜位だろうか。OLFAのカッターで押え込むように何度も刃を載せて、溝が出来たら力を入れて曲げると折り切る事が出来た。
切り端はヤスリで磨いて滑らかにする。

今度は、A5サイズぐらいの板で挑戦。

再生したアルミ板、本当は(?)整面液を塗るという作業は、どうなったと云いたいが、夫れも全く考慮せず、オジャラさんのやり方で、そのまま
「アルミ板は、そのままでも使えるのですが、目立てをして売られています。」
というオジャラさんにとって、アルミ板は、整面剤を塗布するという工程は全然考慮されておらず、単に、ヤスリで細かい摺目を付けるという事だけが、意味を持っているようなのである。
なるほど、ここまで、シンプルに考えれば、リトなど全然怖くないという気がしてくる。


一枚目は、ボールペンで描く。
これが、市販のアルミ板のざらつきよりも滑らかで、描きやすい。
細かい線がハッキリとアルミ板の上に載っていく。これはいい。
描き終って、SK液を載せて拭いた後、外出する。


2時間くらい経って戻ってきて、灯油で描画剤(ボールペン)を拭取る、・・・・・が、取れたのか取れていないのか、よく解らない、色が少し残ったままである。
取りあえず、水を拭き伸した後、製版墨をローラーで載せていく。
インキの付き方が少し弱いような気がする。ラインが細いので、解りにくいのかと自分を納得させて、印刷に掛るが、やはり、色が薄すぎてよく解らない。
よく見ると図柄は出ているが、これでは作品という訳にはいくまい。
少し落胆した。

あるいは、確かにボールペンというラインの細いモノで描く場合、又、そのボールペンのインキの厚みが薄いという事で、そのままではその細いラインをハッキリ出すのは難しいのかも知れない。
こんな場合こそ、チンクターとエゲンラッカーの手助けが必要になるのかも知れない。
ラズンとタルクにもお越し願えるものなら、どうぞお越し下さいといった思いである。
これで解決できるのかどうかは、今のところやってみないと解らないが、という事で、ここで、今回は、頓挫。
もう一点、リトクレヨンで描いたものがあるが、これを今日は、製版までには行かずに頓挫。
トンザ、トンザ、もう今日は終り、噫!バタバタした、一日だった。

・・・・・・・・・・・・・・・・・

2時間の外出で、清風堂に寄るが、やはりリトの材料は置いていない。
東京と違って大阪は地方ですから、東京のような需要がありませんから、といわれる。
まぁ、そうだわな、だいたい版画などしようというのは、大学の学生くらいしかいないし、
大阪の芸術大学って、大阪芸大くらいしかないのだから、その言分には納得する。

その後、「tools」に行き、ローラーを購入。

ゴムローラー w=10㎝ 1680円


梅田の地下にあるトゥールスに降りる際、階段の直ぐのところから見えるヨドバシカメラの前で、橋下徹の選挙カーが止っていて、多分橋さん本人と思えるが、演説を行っているのが見えた。
多分橋さんなのだろうが声がガラガラに擦れていて、よく解らなかった。
石原慎太郎の文字の垂幕も掛っていたから、かの方も車の上の三人の一人なのだろうが、それも遠目でよく解らなかった。




  1. リトグラフ
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よちよち歩きのリト :: 2011/11/23(Wed)

今日は勤労感謝の日で、休みである。
復古的な方には、新嘗祭。
昨日今日と大阪では、神農祭である。
あいにく、少し天気は悪い。
昼から雨になる。


さて、これは、まだ作業に掛る前の手控えのようなモノである。

少し、はしょったやり方をしようとしているので、
それが、凶と出るか吉と出るかは、お楽しみ。
それとは別に、リトグラフを始める際の不安というか、躊躇の一番は、
アルミ板を取出して、描画して、製版をして、印刷をするまでを、
一気にやらねばいけないのではないかという思いである。

無論作業の合間合間に、アラビアゴムを乾かすとか、拭取るとかという工程に、
時間の間合はあるようにも思えるが、それでも時間の余裕を見ておかないと、
完成までに逆にバタバタと時間を取ってしまいそうである。
製版後時間をおくというところが、逆になかなか時間的に余裕がないと、
例えば翌日に作業が出来るか出来ないかなどと、考えあぐねる。

とはいうものの、そんなことをぐずぐずいっていても始らないので、
今回の作業の材料と手順を書いていきたい。
これは作業を始める前の予定である。
作業後、予定と実際の作業との違いを報告したい。
下記の用具材料も全て使用するモノではなく、
今手元にあるモノを一揃え書出した。

用具と材料
--------------------------------------------------------
アルミ板 20×30㎝ (購入)2枚
・・・・・・・・・・・・・・・
馬連      プレス機の代りに使用、相当古いモノ大と小。
ローラー    これは近々買おうと思っているが、
         W=4㎝とW=16㎝のモノが2点取りあえずあるのを使用。

SK液     これは、アラビアゴム溶液に硝酸の含まれているものかと思う。(購入)
製版インキ   スワローNO.33 黒 (購入)
印刷用インク  スワローNO.33 黒 製版インキを使用。あるいはシルク用インキを代用。   
灯油      プリントクリーナー代替
刷毛
スポンジ 
ウエス
新聞紙
--------------------------------------------------------
描画用

ダーマトグラフ   黒 三菱鉛筆 (購入)
リトクレヨン   (購入アルミ板に付属)
ソリッドマーカー 黒細字 (購入)
解墨スティック  シャンポール (購入)
色鉛筆      手持の分 ホルバインのO195 使えるのかどうか?
マジックインキ  各種 使えるという記事を各所で見ている。
ボールペン    これも使えると、書かれていた。

  取りあえず、油性の筆記用具は、OK。
  製版インキも描画用になるのだろうか。
--------------------------------------------------------

作業手順

①まず、手の油脂分などが付かないようにアラビアゴム液で、
アルミ板に2㎝くらいのマルジュ(余白)を取る。
とあるので、刷毛でSK液を縁に塗っていく。

描画
②墨一色刷、今回は直接アルミ面に描き込む。、 
解き墨は、は使わない。
色々な描画材があるが、まず1回目なので、ミラクルは行わないことにする。

製版
③次ぎにラズン、タルクで描画を馴染ませるべきだが、今回はまだそれらは購入していないので、直ぐにSK液(アラビアゴム液)を版全般に塗布する。

④2分ほど放置して、もう一度SK液を塗布してからスポンジできれいに拭取り、拭きむらは作らない。1時間ほど放置する。(これは、女子美大の手順を参考にしている。)

いろいろな参考の工程手順では、第一製版、第二製版、第三製版などとあるが、手短に、製版は一回だけ行うことにする。一回だけの製版でも、アラビアゴム液塗布と拭取りの後の放置に長い時間を掛ける事で、かなり版面が強化されるとある。一時間以上。

⑤乾燥後描画材を、「プリントクリーナー」(灯油)で拭取る。
これも出来るだけ丁寧に描画材が残らないように拭取る。
(換気に注意。)

⑥通常この次ぎにチンクタールを引くという工程が入るが、
それは版面強化の為であり。それを入れなければ、ここまでで製版は終了。

(大丈夫!!)この段階で、描画部分は親油性の脂肪酸アルミニウムになっており、
アラビアゴムが直接アルミニウムに接する描画以外の部分は、硝酸アルミニウムになっている、筈。

印刷
⑦今回は「四畳半氏」のやり方で、製版墨をプリントに用いる。
製版墨には遅緩剤が入っているので、なかなか乾かないらしいが、それの遅さも確かめてみたいと思っている。

用紙は取りあえず、手持の障子紙や習字用の半紙を利用。
いずれ、雁皮紙などを手に入れるつもりだ。

「製版済のアルミ板」を、テーブルに置いてインクをローラーで載せていく。上手くインクが載ってくれるのか、噫、少し心配である。それが上手くいけば、次はその上に半紙を置きシリコンペーパーを載せて、馬連で擦っていく。

--------------------------------------------------------

よし!これで上手くいく筈だ! ガンバ! ガンバ! ガンバ!

上手くいきましたら、ご報告します。(誰 に だ!? 取りあえず、自分に対して・・・・・・・・。)

まだ、何か抜けているのではないかと、不安である。
特にチンクタールを省いたことは、結果どうなるのだろうか。




  1. リトグラフ
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平版印刷版用清浄化剤 :: 2011/11/22(Tue)

次のようなWebサイトを見付けた。
「湿し水」について、以前「エッチ液って、少し恥ずかしい?」で、勉強したが、平版印刷の根幹の技術であることから、探すと色々なところに技術情報がいっぱいUPされている。もっともほとんどは読んでも解らないし、知っても謂味のないことだけれど、例えば下記のような情報などは、頭の片隅に残しておいても邪魔にならないのではないかと思い、ここに引用させて頂いた。それはどうやら、アラビアゴム液に澱粉を混ぜたモノらしい。


「澱粉及びアラビアゴムは、主として、印刷版面の非画像部を不感脂化させて、
非画像部の修復作用を奏するとともに、保存処理に際しては、
画像部にも保護膜(バリア)を形成する作用を奏する。」


これって、アラビアゴムでなくても、澱粉でもいいって事?
いや、違うのか、澱粉を加えることで、印刷版面の不感脂化処理や印刷後の保存処理を行う?
こんなところが、化学に疎い人間の限界かと思うが・・・・・・・。


「なお、多糖類水溶液には、上記澱粉、アラビアゴム以外の多糖類を添加してもよい。
炭化水素系溶剤は、非画像部の異物及び非画像部欠損(非親水化)により
付着したインキ汚れを除去する作用を奏する。
また、水系分散媒中に乳化分散することにより、水系分散媒の揮発性を促進させるとともに、
水系分散媒中のアラビアゴム等の多糖類を画像部(親油性部分)にも載せることができ、
保存剤として使用した場合、乾燥時間が不要となるとともに、
画像部にインキを載せたまま保護膜を形成可能となる。
また、印刷後において、上記組成液を塗布した後、
乾いた布でならし非画像像部を不感脂化処理(修復処理)するとともに、
画像部の印刷インキを略残したまま多糖類からなる保護膜を形成させて、保存処理を行う。
なお、印刷を開始するときは、特別に水洗しなくても、
オフセット印刷で通常使用される湿し水により、該保護膜は除去され
画像部が非親水性部分として顕出する。
従って、本発明の平版印刷版用清浄化剤兼保存剤組成液組成液は、
一種類の組成液で、清浄化処理及び保存処理をの工数が嵩まず、且つ、保存処理後、
印刷版面が粘着性を有することもない。」


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

Patent Info
~パテントインフォは、特許その他知財に関する情報を集めた検索サービスです~
http://patentinfo.jp/patent/detail/1371740.html#

平版印刷版用清浄化剤兼保存剤組成液 特開平7−17155の発明詳細説明

【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、平版印刷版用の清浄化剤兼保存剤組成液に関する。特に、印刷途中における印刷版面の清浄化処理(汚れ落しと不感脂化処理)を一段でできるとともに、印刷後の保存処理も一段でできる清浄化剤兼保存剤組成液に関する。

【0002】
【従来の技術】平版印刷(オフセット印刷)は、水と油が実質的に混じり合わない性質を利用した印刷方式であり印刷版面は、水を受容し油性インキを反発する親水性部分(水受容部分)である非画像部と、水を反発し油性インキを受容する親油性部分(油性インキ受容部分)である画像部とからなる。

【0003】
平版印刷版面は、平版印刷中に、印刷紙に塗布されている剥離剤(コンパウンド)や紙微粉が印刷ブラケット(オフセットシリンダ)介して、平版印刷版面に移動してきて、主として非画像部に異物として堆積する。また、平版印刷版面の主として画像部に酸化膜が異物として形成される。さらに、非画像部(保水膜)に擦り傷等の欠損が発生する。

【0004】
これらの現象は、いずれも、印刷の汚れの原因であるため、印刷版面の清浄化処理(異物の除去及び不感脂化処理)をする必要がある。

【0005】
このため、所定枚数印刷した後、または、印刷途中で印刷に汚れが発生すると、印刷機械を止めて、印刷版面を、まず、炭化水素系溶剤でインキを落とし、無機酸を含む適当な薬剤で、上記異物及び酸化膜を除去し、さらに、不感脂化処理液で不感脂化処理を行っていた。

【0006】
また、印刷終了後の保存処理(いわゆるガム引き)は、適度な粘度に水で調製したアラビアゴムを印刷終了と同時に塗布して、3〜5分放置して乾燥させた後、炭素水素系溶剤で画像部のインキを除去し、さらに、該画像部をチンクター及び現像インキ(脂肪酸系)で保護する。

【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記印刷版面清浄化処理・保存処理の場合、工程が複数段にわかれ、工数が嵩む上、清浄化処理に際して印刷版面の画像部が傷むことがあり、また、保存処理に際して、アラビアゴムによる保護膜が乾燥工程で酸化して粘着性を有し、印刷版面相互を重ね合わせることが困難であった。

【0008】
さらに、それぞれ清浄化処理・保存処理用にそれぞれ別に薬剤を準備する必要があり、面倒であり、場合によっては、処理液を間違うおそれもあった。

【0009】
本発明は、上記にかんがみて、一種類の組成液で、清浄化処理及び保存処理をの工数が嵩まず、清浄化処理に際して画像部が傷むことがなく、且つ、保存処理後、印刷版面が粘着性を有することもない平版印刷版用清浄化剤兼保存剤組成液を提供することを目的とする。

【0010】
【課題を解決するための手段】本発明に係る平版印刷版用清浄化剤兼保存剤組成液は、上記課題を、下記構成により解決するものである。

【0011】澱粉及びアラビアゴムを必須とする多糖類水溶液に、リン酸及び硝酸を必須とする無機酸水溶液が添加されてなる水系分散媒中に、非イオン界面活性剤を介して炭化水素系溶剤が乳化分散されていることを特徴とする。

【0012】
【手段の詳細な説明】次に、上記手段の各構成について詳細な説明を行う。なお、配合単位を示す「部」、「%」は、特に断らない限り、重量単位である。また、下記する各薬剤の配合量の範囲は、その薬剤が実用的作用を奏する値を下限値とし、薬剤のそれ以上の増大が実用的作用の増大をほとんど伴わず無駄であるか、及び/または、他の薬剤の作用を低減させる副作用を奏する値を上限値としたものである。

【0013】
(1) 澱粉及びアラビアゴムは、主として、印刷版面の非画像部を不感脂化させて、非画像部の修復作用を奏するとともに、保存処理に際しては、画像部にも保護膜(バリア)を形成する作用を奏する。澱粉としては、馬鈴薯・タピオカ・モチゴメ・コメ・甘藷等の各種起源の食品澱粉を使用可能である。アラビアゴムとは、複雑な多糖類の一種であるアラビン(アルビン酸Ca・Mg)を主成分とするもので、従来、切手用ノリとして使用されていたものである。なお、多糖類水溶液には、上記澱粉、アラビアゴムの以外の多糖類を添加してもよい。

【0014】
そして、澱粉・アラビアゴムの配合量は、30〜70%濃度の水溶液として、水系成分中に占める割合は、90〜98.5%とする。そして、澱粉とアラビアゴムの配合比(重量比)は、前者/後者=2/8〜6/4とする。

【0015】
(2) リン酸及び硝酸は、非画像部の酸化膜・異物を溶解を除去する作用を奏する。リン酸及び硝酸の一方のみでは、上記作用を十分に奏し難い。

【0016】
ここで、リン酸水溶液は、濃度50〜90%で、水系成分中1〜7%とする。

【0017】
また、硝酸水溶液は、濃度50〜80%で、水系成分中0.5〜3%とする。

【0018】
(3) 炭化水素系溶剤は、非画像部の異物及び非画像部欠損(非親水化)により付着したインキ汚れを除去する作用を奏する。また、水系分散媒中に乳化分散することにより、水系分散媒の揮発性を促進させるとともに、水系分散媒中のアラビアゴム等の多糖類を画像部(親油性部分)にも載せることができ、保存剤として使用した場合、乾燥時間が不要となるとともに、画像部にインキを載せたまま保護膜を形成可能となる。

【0019】
炭化水素系溶剤としては、灯油、ベンゾール、シクロヘキサン、キシロール、テトラリン(テトラヒドロナフタリン)等の印刷インキに使用される炭化水素を全部または主成分とするものを使用できる。

【0020】
そして、上記炭化水素の他に、シクロヘキサノール、エチルエーテル、ブチルアルコール、等の水にある程度溶解する溶剤を適宜量、炭化水素系溶剤全体量の5〜10%混合して使用することが乳化分散性・安定性を向上させ望ましい。

【0021】
ここで、炭化水素系溶剤の配合量は、水系成分100部に対して50〜100部とする。

【0022】
(4) 非イオン界面活性剤は、水溶液中に炭化水素系溶剤を分散乳化させる作用を奏するものである。非イオン界面活性剤以外の陰イオン・陽イオン・両性界面活性剤等では、上記分散乳化を安定して行わさせることが困難である。

【0023】
上記非イオン界面活性剤としては、アルキルポリオキシエチレンエーテル、アルキルカルボニルオキシポリオキシエチレン、p-アルキルフエニルポリオキシエチレンエーテル、N N-ジ(ポリオキシエチレン)アルカンアミド、脂肪酸多価アルコールエステル、脂肪酸多価アルコールポリオキシエチレン、脂肪酸シヨ糖エステル、等を上げることができる。

【0024】
なお、下記陰イオン界面活性剤を補助的に併用してもよい。

【0025】
硫酸アルキルナトリウム、硫酸第2-アルキルナトリウンム、アルキルベンゼンスルホン酸ナトリウム、α−オレフインスルホン酸ナトリウム、N-アシルアミノ酸ナトリウム、アルキルナフタレン酸ナトリウム、N-(2-スルホ)エチル−N-メチルアルカンアミドナトリウム、2-スルホコハク酸ジアルキルアミド。

【0026】
この界面活性剤の配合量は、炭化水素系溶剤100部に対して、10〜20部とする。

【0027】
(5) 平版印刷版用清浄化剤兼保存剤組成液の調製は、下記のようにして行う。攪拌は通常ミキサー等により行い、通常、室温で行うが、適宜加温してもよい。

【0028】
澱粉及びアラビアゴムに、攪拌しながら水を添加して、多糖類水溶液を調製する。このとき両者は、ともに多糖類であり、両者の粉状混合物に水を加えても良好に溶解する。

【0029】
澱粉水溶液中に、界面活性剤を添加し攪拌して溶解させる。

【0030】
攪拌しながら、少量の水溶性有機溶剤及び炭化水素系溶剤の一部を添加して分散質核を形成する。

【0031】
攪拌しながら、リン酸水溶液及び硝酸水溶液を添加する。

【0032】
攪拌しながら、炭化水素系溶剤の残部を添加する。

【0033】
(6) 上記の様にして製造した平版印刷版用クリーナは、所定枚数を印刷した後、または、印刷汚れが発生したりした場合に、印刷版を柔らかいスポンジ・ウェス等に付着させて、印刷版面をこすって清浄化する。

【0034】
また、印刷後において、上記組成液を塗布した後、乾いた布でならし、非画像像部を不感脂化処理(修復処理)するとともに、画像部の印刷インキを略残したまま多糖類からなる保護膜を形成させて、保存処理を行う。なお、印刷を開始するときは、特別に水洗しなくても、オフセット印刷で通常使用される湿し水により、該保護膜は除去され画像部が非親水性部分として顕出する。

【0035】
なお、本実施例のクリーナは、水中油適型(O/W型)乳濁液であるため、スポンジやウェス等に吸い取られず、クリーナの使用効率が良好である。

【0036】
【発明の作用・効果】本発明の平版印刷版用清浄化材兼保存剤は、上記構成により、下記のような作用効果を奏するものである。

【0037】
清浄化処理に際しては、組成液中の炭化水素系溶剤が、非画像部に付着したインキ汚れが除去するとともに、リン酸及び硝酸が、堆積した紙微粉・剥離剤及び酸化膜が除去する。さらに、同時的に、澱粉・アラビアゴム成分が、非画像部を不感脂化処理作用を奏して傷跡を修復する。

【0038】
保存処理に際しては、組成液中の炭化水素系溶剤が乳化分散されていることにより、瞬時に塗膜が乾燥して、アラビアゴムの酸化(粘着性の主因)を伴い易い乾燥時間が不要となるとともに、澱粉・アラビアゴム成分が画像部にもインキをほとんど残したまま載り、保護膜が形成される。さらに、アラビアゴム及び澱粉が非画像部を修復処理する。

【0039】
従って、本発明の平版印刷版用清浄化剤兼保存剤組成液組成液は、一種類の組成液で、清浄化処理及び保存処理をの工数が嵩まず、且つ、保存処理後、印刷版面が粘着性を有することもない。

【0040】
【実施例】以下、本発明の効果を確認するために行った実施例について説明をする。

【0041】
(1) 下記配合処方の組成を使用して、前記製造方法に従って、実施例のクリーナを調製した。

【0042】
配 合 処 方
澱粉(プリティーガム)/アラビアゴム水溶液
(前者/後者=4/6の水溶液:12B′e) 50%
非イオン界面活性剤 4.2%
陰イオン界面活性剤 2.6%
アルコール系溶剤(シクロヘキサノール) 2.4%
炭化水素系溶剤(テトラリン) 8.6%
リン酸水溶液(75%水溶液) 2.8%
硝酸水溶液(69%水溶液) 1.4%
炭化水素系溶剤(灯油) 23%

(2) アルミニウム板ベースのオフセット用プリセンシタイズ版(PL版)を、オフセット印刷機にセットして、中性紙にオフセット印刷を行った。そして5000枚印刷後、印刷汚れが発生し始めた時点で、印刷機を止め、PL版の印刷版面を上記実施例のクリーナで清浄化処理をした。そして、再度印刷を開始したが、5000枚まで印刷汚れは発生せず、鮮明な印刷画像が中性紙上に得られた。

【0043】
また、上記印刷終了後のPL版に上記組成液を塗布して保存処理を行った。保存処理後、指触したが粘着性は全くなく、重ね合わせても問題なかった。そして、6ケ月間放置後、再度印刷を開始したが、5000枚まで印刷汚れは発生せず、鮮明な印刷画像が中性紙上に得られた。



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「キッチンリトグラフ」見付けました! :: 2011/11/18(Fri)

「四畳半のリトグラフ」で紹介されていた「キッチン・リトグラフ」。youtubeの映像をこの方(東京版画研究所)のページで見付けることが出来た。確かに聞きしにまさる出来映えである。facebookなので、次ぎにこの方のページを見ることが出来るものなのかどうか、そもそも、なぜ、「facebook」に加入していないのに、このページにアクセス出来たのだろう。facebookもyoutubeも、もう一つの人なので、行き当りばったりです。
でも、ネットで「youtubeをブログに貼付ける方法」を調べて試したら、上手くいったのでここに載せる。満足満足。
橋本さんありがとう。(と、いいながら、メールで断りなどしていないので、それは、ルール違反?)

YouTube動画やニコ動をHTML(BLOGブログ)に貼り付ける方法
http://urbanqee.com/webutil/movies/youtube/youtube-html-embed.html#cust

①YouTube画面の「共有」をクリックします
②「埋め込みコード」をクリックします
③ 「関連する動画を含める」にチェックを入れると、「再生」が終わったとき、関連動画が表示されます。
「古い埋め込みコードを使用する [?] 」にチェックを入れるとembed codeタグが生成されます。
「古い埋め込みコードを使用する[?]」にチェックを入れないとiframeタグが生成されます。
④「埋め込みコード」をサイズ調整(カスタマイズ)後コピーし、ブログなどに貼り付けます。

なお、埋め込みプレーヤーの大きさ(サイズ)は、
アスベスト比が4:3の場合、425×344、480×390、640×510、960×750(ピクセル)が基本になります。
また、アスベスト比が16:9の場合、480×295、560×345、640×390、853×510、1280×750(ピクセル)が基本になります。
実際の映像の大きさは、上の値より高さが30ピクセル小さくなります(コントロール部の高さを除く)。
また、425×344、480×295のサイズは、YouTube再生ページからブログに自動貼り付けしたときの大きさです。
ブログなどに実際に貼り付ける場合は、HTMLやブログの配置などで自由に好みの大きさに調整しましょう。
大きさの値が多少間違っても、表示は自動的に調整してくれます。




以下引用

facebook東京版画研究所
http://ja-jp.facebook.com/pages/%E6%9D%B1%E4%BA%AC%E7%89%88%E7%94%BB%E7%A0%94%E7%A9%B6%E6%89%80/206968235994022

橋本 尚美
キッチン・リトグラフ!これスゴイ☆
・アルミホイルのツルツルじゃない方に、マルセイユ石けんで描画。
・コーラつかって描画以外を酸性にする(何でコーラ?)
・菜種油(植物油)で描画部分落として
・通常どおりスポンジで水ひきながら、インクころころ。
... ・プレス機がなければ、スプーンのウラを使っても。
 (この時使う透明シートより、お料理に使うシリコンペーパーが使いやすいとおもう)

見ると、10枚やそこらは余裕でエディションとれそうですね。楽しそうだなー。
http://youtu.be/G2w0IFm7JOY続きを読む
Lithographie maison — Kitchen Lithographie — Lithography
www.youtube.com
Vidéo : Émilion — http://www.art-emilion.com/ Lithographie expresse sur papier aluminium. Dessin au savon de Marseille acidulé au cola. Technique créée par E.....
いいね! · コメントする · 11月14日 8:41 · .

橋本 尚美 コーラを使うのはacidulateのためってあるのだけど、要はアラビアゴムがわりってことなんだろうか?試しに普通のリトでゴムがわりにコーラ使ってやってみるよ!っていう勇者を待つ。11月14日 8:46.橋本 尚美 この情報はさっき知人の版画家さんツイートから仕入れたものだったのですが「で、コーラってなんで?」とちゃっかり質問すると、すでに日本でこれを実戦してみた方のブログを教えてくれました。ブラボー☆
このブログの作家さんは自宅でできるリトグラフ技法を詳しく紹介してくださってて、私も時々チェックしてる人だけど有益な情報がものすごく多いので、他ページもオススメ。
他のページには、「キッチン技法」で、通常のリト画材を使った様子も紹介されてます。必見!!!
http://ritogaph45.blogspot.com/2011/09/blog-post_23.html四畳半のリトグラフ: 目からウロコだキッチンリトグラフ ritogaph45.blogspot.com..
拡大する11月14日 9:22 · 1読み込み中....アヤコ イサカ おもしろすぎ!11月14日 18:04.


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シャンボネール 解墨 :: 2011/11/12(Sat)

購入した材料についての、つづき。(3)
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スワロー 製版墨 (製版インキ)
製版インキ

製造 矢乃原インキ製造株式会社、つまり日本のメーカーである。
塗料や石鹸、界面活性剤を作っている会社らしい。
ネットで見てもこれくらいしか解らない。
東京両国 現在の地名では、墨田区緑1-129
矢乃原は本来は、矢篦原、社長の名前は、矢篦原實郎。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

武蔵野美術大学
造形ファイルアートとデザインの素材・道具・技法
http://zokeifile.musabi.ac.jp/document.php?search_key=%90%BB%94%C5%83C%83%93%83N%81i%83%8A%83g%83O%83%89%83t%97p%81j

製版インク(リトグラフ用)

リトグラフ用の製版インク(製版墨)は、リトグラフでの製版の際に使用される顔料と亜麻仁油を原料としたインクです。
製版インクは、クレヨンや解墨で描画した部分の親油性を強めるとともに、描画部分を製版液やエッチ液などの酸から守る働きをします。また、版を保存する場合は、プリントインクを製版インクに置き換えることで、描画部分を乾燥しにくくします。
成分はカーボンブラック、亜麻仁油、乾燥抑制剤から出来ており、印刷インクよりも粒子が細かいために、版面にインクを盛った際には微妙な階調の変化を再現することができます。

製版インクを版に盛る場合は、インク台上に適量のインクを出し、ヘラでよく練った後、製版用の裏革ローラーに均一にインクを巻きつけて、版に水分を与えながらローラーを転がしてインクを盛ります。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

文房堂のカタログでは、
http://www.bumpodo.co.jp/hanga_catalogue/lithograph/hanga_catalogue_20.html

製版インキとして、4点記載されている。

▲シャルボネール製(200ml)ロールアップブラック(ノアールアモンテ)¥3,600 税込¥3,780
▲ゼネフェルダーズクレヨンブラック(500ml)  ¥3,429  税込¥3,600
▲ショップミックス(500ml) ¥6,953  税込¥7,300
▲スワローNo.33 製版墨(500g) ¥1,510  税込¥1,585

○ゼネフェルダーズ クレヨンブラック
・硬練りのプリントインクです。
・細かい描写の製版インクとして使用出来ます。
※単独で硬い時はシャルボネール社のノアールモンテやスワローの製版インクを混ぜて調整も可能です。

○ショップミックス
・ゼネフェルダーズクレヨンブラックとノアールモンテが2:1で混合されたものです。
・製版インクの他、墨の作品を刷る時におすすめです。
・粘度が高いため、製版、刷りともに再現性が高く、版がつぶれにくいのが特徴です。
※温度が高くなり粘度が低くなった時は、ゼネフェルダーズクレヨンブラックを足して調整します。(但し、乾燥時間は長くなります。

ここで、造ハウ.comで購入した「スワローNo.33 製版墨」(500g)が、¥2466で、文房堂の方が随分安いことに気づく。「シャルボネール製(200ml)ロールアップブラック」の¥3,780程ではないが、値段は決して造ハウ.comが安いとは限らないのだと、反省。もっとも、他の材料なども比べればどうなのか、・・・・・・・。

シャルボネールのインキについては、現地に行った時に買いに寄ったが、結構高かったという意見と、やっぱり安いので購入したという二通の意見をブログで拝見したが、実際の所どうなのか。

で、次は、シャンボネール 解墨スティック 

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シャンボネール 解墨スティック 

解墨

CHARBONNELはどちらかといえば、銅版画をやっている方にはお馴染みの、フランスの材料屋らしい。
版画HANGA百科事典に、(http://n-hanga.com/douhan/hanga/etching05D.html)

「フランスはシャルボネール社のインク。少々お値段が張りますが、色インクの発色の良さが特徴です。
文房堂社製銅版用インク。粘りはそれほど無いのですが、コシがあるので刷りやすいインクです。」

・・・・・・と、あります。
こんなブログも見付けました。
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銀座のうぐいすから
http://blog.goo.ne.jp/amesyun-goo/e/4d69901fa49ec7a14d02b108ff29c1df

今日お話しすることの主眼点は、良質なものを丁寧に作っていて、規模を拡大せず、儲けを追及しすぎない・・・・・お店の美しさ・・・・・です。

私は油絵と版画をやるのですが、美術評論家の方からは版画の方がよいといわれております。特にヘイター方式と言って色を多数使う版画を遣っておりますので、制作は大変ですが、結果として華やかになります。そのために版画インクは、種々持っていて、その組み合わせをノートに詳細につけて、仕事を進行させるのですが、色インクとしては、やはり、パリに本店があるシャルボネのものが一番だと思います。

 そのシャルボネのインクは、日本では神田の文房堂(多分、日本一古い画材店)と、萩原商店(プロの版画家が、電話やファックスで注文をする一種の問屋さん)には、確かにおいてあります。ただ、今現在日本一大きい画材店である、新宿の世界堂においてあるかどうかを、私は知りません。と言うのもほとんどの、版画家は萩原商店で買うので、世界堂がそれをおいても、買いに来るお客がいるかどうか、いてもとても数が少ないから、商売にならないでしょうから。

 さて、私はせっかくパリに来ているのだから、シャルボネの本店を訪ねたいと思いました。版画工房のお仲間に住所を聞いて、訪ねてみると、それは、セーヌ河畔にある、瀟洒な一軒家でした。コンクリートのビルではないのです。床はフローリング。北西の二方向にある道路に沿って、フランス式の縦長の窓が大きくとってあり、商品は窓の無い、二つの壁面に、棚を作っておいてあります。その棚の裏側の壁ですが、ウォールナットです。

 その前に、黒いふたのある、白い缶がずらっと、四段ぐらい並べられています。その缶は大体鮭缶程度の大きさですが、そこに茶色の飾りで縁取りされたハート型の窓があり、その窓にインクの色が印刷をされています。棚の幅は狭いです。それらは、大体一つが五千円ぐらいするのですが、もう少し安いものとしてのチューブがあります。

 また、他のスペースにはきれいな木製の引き出しがたくさんあって、その中にはシャルボネ製ではないが、版画家がよく使う刃物類が丁寧に区分けされて入っています。全体がものすごく静かで美しいです。日本で、私が最も頭が痛くなるお店が、ドンキホーテですが(それでも、夜遅くサインペンなどを買いたくなると、よく入るのですが)それの究極の対岸にあるお店だといってよいでしょう。

 売り子としては、中年の誇り高いマダムがひとりです。私は何代も続いた経営者一族だと見ています。雇われた人みたいな感じではない。それで済んでいるのはお客が少ないからです。私が想像するに、日本と同じで、プロはここでは買わないのです。きっと、もう少し値引きをしてくれる問屋風のところがあって、そこで、皆さん、買うのでしょう。

 なら、なぜ、このお店がここにあるかといえば、一種のパイロット店として、世界に冠たる品質を誇示するために置かれているお店だと思うのです。セーヌの河岸と言っても繁華街ではなく、画廊街のはずれで、窓から見えるのは、マロニエの葉ばかり。

         2008年10月20日            川崎 千恵子

解墨について
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「造ハウ.com」の商品説明には、
http://www.zowhow.com/shop/g/g2213-502/

「解墨は必要量だけを、擦る要領で水や溶剤に溶いて使う、リトグラフ用の描画材料です。
筆のタッチの表現ができます。」 とあるが、

解墨は、少し馴染の薄い材料である。
実はいろんなやり方があることは、いくつかのwebなどを見ると分ってくる。

例えば、「paper-dress」

3.二、三、四版目を描く
http://paper-dress.com/prints/litho3.html
▲二版目に解墨を使います。

墨のように水でといて使います。

塗ると薄い感じですが、何度も刷っていると真っ黒になります。(薄くてなかなか色が出ない時もある)

効果は思ったように出ないので、部分的に使うとよいです。

▲解墨で描いて、乾く前にチョークの粉をふりかけたら、ブツブツの面白い効果が出ました。

▲解墨をスポンジにつけて押してみたところ。

▲リグロインまたは灯油を塗っておいて、水でといた解墨で描きました。この逆でやってもいい。

▲解墨にうどん粉を混ぜると、筆の跡が出ます。

▲歯ブラシで解墨を飛ばしました。飛ばす時は解墨は濃い目に指でときます。

▲ベタ面にはチンクターをぬればいいです。これはすぐ製版できます。

白くしたい所があったら、アラビアゴム液を塗ってとめておき半日置いて、チンクターを塗ります。
スクレパーで削る方法もあります。

▲解墨を水でといて描いた筆のタッチを、残したい時は、乾かした後にタルクという白い粉をつけて指で軽くこすります。

▲解墨のニュアンスを出すために、アラビアゴム液にエッヂ液を3滴ほどたらしたのを筆で塗り、アラビアゴム液をつけたスポンジで広げるように塗って、ウエスですばやく拭き取ります。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

版画科 ラール・ヴェリテ
http://homepage3.nifty.com/verite/lithography/03.html

版画リトグラフ実技 カリキュラム

1.クレヨン グラデーション 
2.クレヨン モノクロ 
3.ベタイメージ+クレヨン

4.解墨(水性、テレピン、シンナー) 
5.解墨+ベタイメージ 
6.クレヨン+解墨
7.クレヨン解墨+ベタ 
8.クレヨン・カウンターetch、後→ベタ 
9.解墨カウンタ-etch、後→ベタ 
10.クレヨン、解墨→反転ポリマー 

11.一連のモノクロ作品が出来る様になれば手彩色など入れcolor作品を作る為の準備作品 
12.ローラーブレンド 
13.エアーブラシ 
14.ゼロックス転写(加筆など)
15.トナーテクニック(ドライ、水性) 
16.手作り転写紙製作、転写紙に描画後の転写、転写から転写 
17.モノタイプ 
18.写真製版 
19.混合技法

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

女子美術大学版画研究室
http://www.joshibi.net/hanga/curriculum/lithograph/stone_litho_process.html
石版石 製版プロセス 3 描画

解き墨の描画
○墨流し------------水または溶剤を必要な形に垂らし、その上からよく解いた解き墨を垂らす。
○解き墨に付加材を用いる-----------
--------------1_水性解き墨--溶剤、解き墨--アルコール、解き墨--炭酸水
--------------2_油性解き墨--水を加える、解き墨--乾かないうちに砂を振り掛ける。
○ブラシング--------油性解き墨を使う。水性解き墨の場合でもドロッとするくらい濃く溶かす。


内容は推測するしかないが、「paper-dress」「ラール・ヴェリテ」「女子美術大学」共に、解墨の多様な使用方法を伺わせる。
「ラール・ヴェリテ」のカリキュラムの、4~10が解墨に関する教程であることに驚く。



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ダーマトグラフはグリースペンシル :: 2011/11/12(Sat)

購入した材料についての、つづき。(2)
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ダーマトグラフは三菱鉛筆製。

三菱鉛筆株式会社 えんぴつの豆知識
http://www.mpuni.co.jp/museum/qa/knowledge05.html

ダーマトグラフの語源は?
「DERMATOGRAPH」の語源はギリシャ語です。dermato「皮膚の」の意の連結形です。
graph「~を書く(描く、記録する)器具」の意の名詞語尾です。
つまり「皮膚に書けるもの」という意味です。 ダーマトグラフは皮膚だけでなく、ガラスや金属、フィルムなどにも書くことができます。軸は削らなくても済むように紙巻きになっています。
三菱鉛筆では、昭和30年から製造しています。最初は、木軸で色は赤・青・黒・黄で始めました。
昭和33年頃には、紙巻きになりました。
※「DERMATOGRAPH/ダーマトグラフ」は、三菱鉛筆の登録商標です。
ダーマトグラフ

なぜ軸が紙巻なの?
昔は、木軸ではさんでいましたが、ワックスが多く、温度変化によって収縮したり、ふくらんだりして、芯が抜け落ちてしまいました。
普通の鉛筆の芯は、接着剤で木につけていますが、ダーマトの芯はワックスが多く、接着剤が効きません。
紙は伸び縮みに耐えますので、紙で巻いています。ミシン目が付いていて、糸までついた特殊な紙を使い、芯に巻きつけています。

三菱のダーマトグラフは12色ある。下記の記事参照。
次ぎに、一部重複するがいつもの「ウィキペディア」から。
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ダーマトグラフ
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%80%E3%83%BC%E3%83%9E%E3%83%88%E3%82%B0%E3%83%A9%E3%83%95
出典:『ウィキペディア(Wikipedia)』

ダーマトグラフ(dermato-とは「皮膚の」の意味。)
ダーマトグラフ(DERMATOGRAPH)は筆記用具の一つである。
概要
軸先の紙を、皮のようにめくることで新しい芯先を出す構造となっている。木軸を使わない理由は、芯にワックスが多く含まれているため、温度変化などにより抜け落ちることがあったためであるとされる。仕様により芯が短くなっても削る必要がない。また、ガラスや陶器など通常の筆記用具では書くことが困難なものにも使用することができる。

手術の際に皮膚に直接書き込むために用いられた。
写真家や写真を扱うデザイナー、編集者などがフィルムスリーブやコンタクトシートなどに書き込む際に用いられている。
アナログ音声が記録されたオープンリールテープを手切り編集する際に、テープへ切断位置の目印を記入するために使用された。
放送業界では「デルマ」と呼んでいる。
なお、ダーマトグラフは三菱鉛筆の登録商標である。
一般にはグリースペンシルとも言われる。


なるほど、グリースペンシルというのか。
グリースペンシルが普通どんなところで使われているのか、参考のため、2ブログを引用。
一つは、洗濯屋さんのブログから、一つは海上自衛官のブログから。

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マギだよ~ん。
洗濯屋さんらしくない店主のつぶやき
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グリースペンシル
DATE:2008/10/21(火) 21:12 CATEGORY:お仕事

神戸空港の某航空会社からの依頼
お客様のキャリーバッグに荷物の点検の際ペンでやっちゃったらしい。
荷物チェックの際に使うグリースペンシルだそうな。
グリースペンシルは何にでもかけるんで結構便利です。
何故このペンを使ってるんだろうな?
気になる気になる??
昔、NASAがロケットを打ち上げ字を書こうとしたらボールペンが役に立たないことがわかった。
鉛筆は鉛が散って計器類に影響を与えるそうだ。
そこで宇宙空間でも使えるボールペンの開発が進んだ。
今ではスペースペンシルなる物が開発されているが、
それまでの間、例のグリースペンが使われていた。
航空会社でグリースペンシルを使っているのはその名残かなとか思ったりしている。
あくまでも私説ですよ~ん。
グリースペンシル、聞き慣れない言葉だが、小さい頃に、
紙巻きの芯の太い赤鉛筆を見た人多いんじゃない?
あれがグリースペンシルですよ。
ところで、例のキャリーバック、ご心配なく!!
バッグの素材によっては取れない物がありますから、
航空会社の皆さん気を付けてくださいね。

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ねばー・ぎぶ・あっぷ だべッ シ  随想,海上自衛隊,警備
http://blogs.yahoo.co.jp/aki1112h/10655212.html
昔話の予備知識-つれづれなるままに-
2009/2/18(水) 午後 6:54

潜水艦の出港から潜航まで-ごく、ザックリと-
横須賀を出港してから潜航するまで--仮に08:30出港とします。朝食と平行して、最終の真水搭載、ゴミの陸揚げ、その他出港のための準備作業が始まります。08:00 自衛艦旗掲揚後、「出港準備」。各機器等の運転に備えて作動確認が行われ、もやい索の展張・取込準備等が行われます。数分後にエンジンの暖機運転が始まります。暖機運転が終わると、桟橋を外し、もやい索をシングルアップします。そして、外側で待機している曳船にもやいをとり、引き出すわけです。このとき、徐々にもやいを伸ばしていき、ある程度引き出したところでほとんどのもやいを解きます。

08:30 「出港用意」。陸と繋がれていた最後のもやいが放され、もやいが舷内に取り込まれたのを確認して、フネは航行を開始します。上甲板にもやいを引き上げて軽く整理して整列。ここで、あいさつ。港内の上級指揮官に敬礼するわけです。その後「甲板片づけ」。もやいやタイヤ防舷物等を上構内の索具庫にしまいます。もやいが流れ出ないよう、タイヤが踊らないようしっかり固縛します。また、索具庫のドアは上構の一部を構成するようになっており、ボルトでしっかり固定します。もやいを取っていたボラードやフェアリーダーなど係留装置も、裏返したり引っ込めたりして外側はスムーズになります。だいたい9時前後ですね。横須賀を出港すると浦賀水道を南下していくわけで、「航海保安」部署につきます。周囲の船舶の動静に注意し、自艦の位置を把握し、また、舵などが故障してもすぐ対応できるようにと万全の体制で臨むわけです。久里浜-金谷フェリーの航路を過ぎるあたりで「航海保安」を終え10時前くらい。

「合戦準備」がこのへんでかかります。
おうぎょうなものいいですが、 潜水艦はまず水圧との戦いである。
  ということで、潜航準備のことを「合戦準備」といってます。
各区画の当直員が「潜航準備点検表」というチェックボードを片手に、
もう一方の手には懐中電灯とグリースペンシルを持って点検して回ります。
このとき、チェックボードにグリースペンシルでチェックを飛ばしたり、
計器等を確認すればその数値を記入するわけです。

発令所には「潜航準備点検ボード」という、
各区画等の名称が書かれた札が左右に動く掲示板が置かれていて、
合戦準備を終えた区画の当直員から連絡を受けた発令所当直員(主にIC員)が、
ボードの区画名の札を中央へ移動させます。

 これを、その区画を担当する士官が確認して、士官としての点検を行うわけですが、
このとき、チェックボードには当直員のチェックはそのままになっており、
当直員が点検したときの数値等が士官も確認でき、
現在値と比較して異常の有無を確認できる訳です。
グリースペンシルは主に赤、黒、青、黄、緑、白色くらいは各艦持っており、
区画にも2~3色はあるので当直員と士官は別の色でチェックしていき、
チェック漏れのないようにしています。

気の利いた当直員は、自分たちのチェックに使ったのとは別の色の
グリースペンシルとチェックボードを一緒に「お願いします。」と渡してくれました。

チェックを終了すると、士官は発令所の「潜航準備点検ボード」の札を
右端(潜航準備済側)へ移動させます。
(動揺くらいでは動かないくらいのテンションがかけられています。)

(後半省略)
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ソリッドマーカー サクラクレパス製。実は、8色あるらしい。

サクラクレパスホームページ
http://www.craypas.com/products/pickup/solid_marker.php

いろんな素材にマークチェックできる固形ペンキタイプのマーカー!
色はカラフルな8色をご用意しております。書きやすく便利で、最後まで使え、長持ちします。
その他の特長は以下のとおりです。

すぐ書けます。
ボタ落ちがありません。
ペンキのようにカクハンしなくてもよく、ハケや筆がいりません。
筆やとき皿の後始末の必要がありません。
上向きでも書けます。
ペンキのように飛沫で服や手を汚すことがありません。
作業性が良好です。
ケント紙、色画用紙にも書けます。
後部のネジを回転(送り出し)させ、最後まで使えます。

【用途】
鉄・鋼材・木材・合成樹脂・ガラス・ゴム・皮革・紙へのマークチェック用。
建築資材・工業資材へのマークチェック用。 屋外用備品へのマーク・名前書き。
塗装の剥離・キズの補修。(自動車・トタン・建材・サッシ・門扉・フェンス)
ボルト・タッピングマーク。 タイヤ・ホイールへのマーク記入。

・・・・・・・・・・・・・

値段でいえば、こんな安いところがありました。

株式会社 エス・ビ・ディ文具(事務機器、事務用品、会社用品 )
http://www.nsgd.co.jp/sbd/morder_catarog/soriddo.htm
■細字 キャップ付き 全長115mm *10本パックで販売しております。
★ソリッドマーカー細字 10本パック  税込特価 ¥1785(送料別)

それと、「ダーマトグラフ」も「ソリッドマーカー」もリトでは、黒しか使わないが、
たぶん、色を使ってもリトは可能の筈。・・・・・。



  1. リトグラフ
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リト 材料入荷!(1) :: 2011/11/11(Fri)

前回のブログを書き終って、
やっと自分の曖昧であった理解の正体を、確認することが出来るようになった。
ここに来てその基本がやっと解ってきた。
実は自分は「製版液」と「湿し水」とをごちゃ混ぜにしていたようだ。
「SK液」が湿す水として使われたり、あるいは製版液として利用されたりしていることで、
実際にリトを行っていないことが、頭の中で理解しようとしていただけであったことが、
更にこの出来の悪い頭が元々洞察力のない代物で曖昧な沼の周りを徘徊しているだけであったことが、
ここに来てようやく知れた。

湿し水は単なる水であってもよかったが、製版液はむろんそうではない。
アラビアゴム溶液でなければならない。アラビアゴムヨウエキ・・・・。
なんと不思議な響きを持った言葉だろうか。
ア・ラ・ビ・ア・ゴ・ム・ヨ・ウ・エ・キ・・・・・・・
と、ここまで来たら、実際にリトに取組まなければ、
そのつま先を踏出した妖しき沼を、渉りきることは出来まい。

2011年11月11日
リトは、大げさにはなかなか入り込めないのは百も承知で、
手頃なところから材料・用具などを物色して、結局「造ハウ.com」で購入することにし、今日それが届いた。
以前書いたが、ネット通販で見ると「造ハウ.com」がやはり一番お手頃。
で、購入したものは、次のモノ。

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1. リトグラフ金属板標準判(油性クレヨン付)2ヶ 単価359円×2=718円
  
2. SK液 100ml 1ヶ  340円
  
3. ダーマトグラフ No,7600 黒 1ヶ 94円
 
4. ソリッドマーカー 細字黒 1ヶ 264円
 
5. スワロー 製版墨 No.33 (500g) 1ヶ  2466円
 
6. シャンボネール 解墨スティック 1ヶ  1701円

  以上(消費税込)代引き、代引き手数料315円。
  配送代無料。(合計金額が5000円を超えるため)

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リトグラフ金属板

リトグラフ金属板は、アルミの筈だが「アルミ」の文字はどこにもない。発売元は新日本造形。「平版金属板」とあり、フッラプには、「取出す前に注意すること」「砂目立をした光沢のない方が絵を描く版面です。この面に手を触れたりまたは袋から長い間出しっぱなしにしておくと、版画が汚れてきれいな作品ができません。」と書かれている。その下に、平版作成の技法が図解入で書かれている。

「リトグラフ金属板による平版画の作り方」
 簡易式リトグラフの技法
 本格式リトグラフの製版方法(湿式法)
 刷り方

最近スパーで野菜を買うとその調理の仕方が書いてあったりするような丁寧さである。
取りあえず、このやり方を参考にしようかと思ったほどだ。
只、今回は、ラズンもタルクも手に入れていない。
四畳半のリトグラフ を参考にリトに興味を持ったものからして、
自分ではもう少し簡素化した手順で、作業を進めようと思っていたからである。

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SK液

SK液は小さめの分を手に入れた。新日本造形の製品。仕入先はロハスプリントなのだろうか。
SK(ガム)液と、書かれている。

前回ブログ参照。・・・・・・・。



  1. リトグラフ
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SK液 :: 2011/11/03(Thu)

エッチ液とSK液が、どのような関係にあるのかもう一つよく理解できない。
例えば、新日本造形ホームページには、次のように書かれている。

新日本造形ホームページ「平版画について」 
http://www.snz-k.com/0321_02.htm

まず、細かく砂目をたてた石(現在は主にアルミ板)に油性の性質のもの(クレヨン、ダーマトグラフ、ソリッドマーカー)で描画します。そして版全体にSK液(アラビアゴム)を塗ります。SK液が塗られた描画部以外の余白は「親水性」(水を保ち油をはじく)になリ、油性のクレヨンで描画した部分は水をはじくので「親油性」になります。
 次にSK液が乾いたら、版にスポンジで水分を与えます、すると版は砂目がたててあるので水が砂にしみ込んでいるような感じになっていて、水が蒸発しずらくなっています。ここに、ローラーで油性のインクを盛ります、すると描画部分は「親油性」になっているので油性のインクがつきます。しかし,描画部以外の余白は「親水性」なのでローラーのインクはつきません。

あるいは、「版画HANGA百科事典」の説明。

版画HANGA百科事典「リトグラフ」
http://n-hanga.com/douhan/hanga/kisodougu.html

■アラビアゴム(SK液)
リトグラフは、アルミ版、PS版、木版など、どの版材を使うにしても、基本は「水と油の反発を利用して作る版画」。
描画部分を「親水性」の性質にするのには、必ずこのアラビアゴムを使用します。
固形の物を水に溶かして使うタイプのものもありますが、これはすぐに使えるように最初からビン入りで売っているタイプの「SK液」というものです。

つまり、アラビアゴム液の、商品名(?)。

あるいは、武蔵野美術大学造形ファイルには、
「エッチ液をアラビアゴム溶液に加え、製版液として使用することもできます」と、書かれている。
http://zokeifile.musabi.ac.jp/document.php?search_key=%83G%83b%83%60%89t

「四畳半のリトグラフ」に
「H液はどうしようかと思うけれど、大海原に船壁修復材を持たずに出港するようなものなので、……SK液だけでは戦えんだろう」という記述があることは既に書いた。
(リト その一 :: 2011/10/02(Sun) )

そこで既に、SK液のことを書いているが、もう一度蒸返してみる。

少し、「四畳半のリトグラフ」を引用させていただく。
引用は、部分引用です。失礼をしています。

「四畳半のリトグラフ 2011年3月22日火曜日」
「製版時のしつこいSK液には!」
http://ritogaph45.blogspot.com/2011/03/blog-post_22.html

まずは、描画。ホルバインの油性色鉛筆を、鉛筆削りで、尖らせては描き、尖らせては描きを繰り返しながら、細かい描写を心懸ける。
一日置いてから、今度は、ハーフトンでの明暗を付けていきます。鉛筆画と比べて、リトグラフの良い事は、マスキング技法が使えると言う事。紙だと、ここまで、便利なマスキングは、出来ないんじゃないかな?
まずは、一番白くしたい所から順に、SK液(またはアラビアゴム)をぬって行きます。
それから、ホルバインの鉛筆削りで出た、芯のカスを、皮を小さく切り取ったもののざらざらしている部分にこすり付け、縦横と優しくこすり付けていきます。
で、さらに一日放置。リトは時間がかかるのです。

で、製版。今回は、一度SK液を、水で全部洗い落としてから、もう一度、描画部分に薄めたSK液を塗り直し、描画部分外の所に、SK液の原液を塗って、エゲンラッカーの魔の手から防御する膜を塗り直します。なぜこんな手間を懸けるかといいうと、いつも、テレピンやホワイトガソリンで、描画した部分を、拭い落とすんですが、SK液は水溶性であるため、揮発性の溶液が、SK液の下に書かれた描画部分に浸透して、SK液を剥離せしめるまで、かなり時間がかかるのが面倒だったからです。

今回、始めて試みるが、どうだろうか?!
テレピンで描画部があっさりと消え去り、エゲンラッカー、チンクタールを満遍なく塗る。
ああ、全てが消えてしまったぞー!!!
やはり、失敗だったのか..
しかーーーし。やってくれました。
製版インクを付けたローラーを転がしたら、現れましたよ、美人ちゃん。今回は、水で薄めた、SK液でも、エゲンラッカーの浸透を防ぎ得るという事が分かった。



結局「SK液」は、素直に、「アラビアゴム液」のことだと思えばいいのだろう。
湿し水、アラビアゴム溶液、エッチ液、SK液、リト液、製版液、それぞれが少しずつ異なった用途を持っているが、基本的なそのリトでの使われ方は、制作者の製版の方法によって選ばれているということだろうか。

「SK液」自体は、「エスケー液製造株式会社」の製品名である。
「SK」の命名の謂れについては、確認できていない。
或は、創業者の東海林要吉氏の名前から来ているのだろうか。
「エスケー液製造株式会社」は現在は、ロハスプリント株式会社に社名変更されている。

「SK-LIQUID ホームページをご覧頂き、ありがとうございます。
2010年1月1日より、エスケー液製造株式会社はロハスプリント株式会社に社名を変更いたしました。」
http://www.sk-liquid.com/

サイトを拝見すると、1961年に「SK液」を考案、創業されている。
そこに、次のように書かれている。

「日本で初めて市販されたHガム液。弊社設立のキッカケになった、湿し水の元祖です。いまだにお客様に愛用されている、ロングセラー製品です。」(http://www.lohas-print.com/products/shimeshiwaterset.htm)

ロハス

http://www.lohas-print.com/

沿革
1961
創業開始。
創業者東海林要吉SK液を考案、製造開始。
1964
エスケー液製造株式会社 設立。
裏移り防止剤SKバックを開発。
2010
ロハスプリント株式会社へ社名変更

その、ロハスプリントのカタログから。

http://lohas-print.com/products/products/skliquid.html
オンラインカタログ
湿し水関連資材
Hガム液の元祖、発売以来40年以上のロングセラー
■ SK液
SK液
■SK LIQUID : my grandpa's product

労安法 該当無し
消防法 該当無し
PRTR法 該当無し

【特長】
□ SK液はいわゆるエッチガム液です。品質は安定しており、製版のガム引きに、あるいは湿し水として、さらに保存版作製時のガム引きに有効です。知名度も高く数多くの方にご愛用いただいております。
□ 良質のアラビアガム液に添加されているのは数種の有機酸で、弱酸性ですのでインキの乳化の原因とならず、特に金銀パールインキを用いる印刷物の地汚れ防止には必需品です。
□ SK液は11ボーメです。

【使用法】
「印刷」
□ 刷り出し時に水棒へSK液を原液のまま少量つけてください。
□ それでも版面に汚れが残るようでしたら2~3回繰り返していただければ汚れは完全に落ちます。
□ あとは少量のSK液が水槽に入っていれば汚れはつかず、版面を強化しますので印刷が非常に楽になります。
金銀刷りの場合
□ 刷版はまずSK液を塗布してください。SK液は金銀刷りに最もすばらしい効果を発揮します。
「製版」〈校正〉
□ タダゴムと同様にお使いください。

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(追記)11/4
「タダゴム」とは、普通の「アラビアゴム溶液」のことかと思われる。
つまり、「SK液」の基本はアラビアゴム液だということなのだろう。
それ以前は、それぞれの印刷所で、製版用や湿し水用に水に酸を加えたり、アラビアゴムを溶解したりしていたのだろう。
それを予め溶かし込んだ溶液として売出したものが、「エッチ液」や「SK液」だと思える。
たぶん。・・・・・・・・。





  1. リトグラフ
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奈良散策 :: 2011/10/28(Fri)

前回のブログで、「磯江毅=グスタボ・イソエ マドリード・リアリズムの異才」展のことを書いたが、
その展覧会だけで、奈良に行ったのではなく・・・・・・。

10月23日、日曜日

近鉄電車「尼ヶ辻駅」下車、奈良公園まで、ウォーキング。
真っ直ぐ東に向って歩く。少し暑いぐらい、日差しが強い。
JR奈良駅の、石造りの駅舎にしばし見とれる。
昼、三条通から猿沢の池南、今御門町通。「おうちのご馳走」で鮨定食。
小さなカリホルニアロールが美味しかった。

奈良の町家の片隅で
http://naramatiya-kirinsake.cocolog-nifty.com/blog/2009/05/post-e2fa.html

その店の隣に「小田まゆみ版画展」が開かれているのを偶然見付けて、入る。
「DESIGN WORK STUDIO」。小さな画廊。
画廊の方が、「明日彼女がやってきますよ」と云われる。
それは、残念。彼女の絵は、「版画芸術」でよく見かけた。
きれいなパステルカラーの色遣いの野菜や、「女神」の絵。
女神といっても、可愛らしいふくよかな女性。
後で、webで調べると、小田さんはハワイ在住、今年70歳。
自然農法や、ヨガを実践して、コミュニティーを主催されておられるとか。

興福寺
国宝特別公開案内チラシ。

その後、興福寺の特別公開、「三重塔」、「北円堂」を拝観。
(10月8日(土)~11月23日(水・祝) ※会期中無休)

南円堂を参拝の後、南側の石段を下り三重塔へ。
初層の開扉で、頭部に鳥居と宇賀神を乗せ八本の腕に宝珠や剣を持ち、
十五童子を従えた弁財天を見ることが出来る。
ふくよかな子どものような愛らしい顔つきとお姿である。
小田さんの女神とどこか似ているような。
北円堂には運慶作という弥勒如来座像を中心に、左右法苑琳、大妙相菩薩像。
無著、世親菩薩像、この二体も運慶作と云われる。
菩薩というより、実際の僧侶を写実的に彫上げたものかと思われる。
無著菩薩の手に持った包は何なのか。じっと、何を見ているのか、穏やかな優しい顔つきである。
二人は、五世紀頃のインドで活躍した学僧で、法相宗の宗義を纏め上げた人達だそうだ。
興福寺は、法相宗の寺である。
それらを囲むように四天王が祀られている。
四天王の下には天の邪鬼がとんでもない形に折曲げられ踏みつけられている。
四天王の目を剥いた誇張された顔つきや、身体の大げさな様子も又楽しい。

続いて、奈良県立美術館に、「磯江毅」展を見て、
少し曇ってきた天気の中、バスに乗って、コスモス寺、般若寺に向う。
建長5年(1253年)頃に南宋から来日した、石工・伊行末(いぎょうまつ)により建立された十三重石塔が、その場所に案内してくれる。高さ12.6メートル。バス停を少し歩くと。その塔が民家の上に突き出ている。パラパラと雨粒の降り始めた中を、境内いっぱいに咲いたコスモスの花の間を通り本堂正面に。少し登って靴を脱ぎ堂内に上る。
前が開らいた厨子に納められて「木造文殊菩薩騎獅像」(重要文化財)が迎えてくれる。
懐中電灯が手前に置かれていて、文殊様の顔と、その下で睨みをきかしている獅子のお顔に見える。
般若寺前、植村牧場でアイスクリームを求める。バスで、県庁前まで。
俄雨が奈良市内を見舞ったが、その雨にはまともには遭わずに、終えることが出来た。

少し、欲張り過ぎた日程であったが、充実していた。
ただ、せっかく奈良に来たのに、なんと!(南都)鹿の姿を一頭も見ることが出来なかった。


小田さんのことは、又書く機会があると思う。
作品は、主にシルクスクリーンの版画である。
シルクスクリーンといえば、やはり黙って通る訳にはいかない。
・・・・・という訳である。作品は素直な明るい作品である。




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